先日のもくれんさんのブログ
「電車内での化粧は、公共の場を私物化する行為です」を
読んで、ぶったまげた。
「男性社会の女性への抑圧だ!」とか叫ぶ女がいるのかあ。
私も東急線をよく利用するので、ポスターを目にしていた。
歩きスマホの男性にぶつかる女性が先輩の娘にそっくりなので、
そっちにばかり目が行っていたけども・・・。
化粧をする女、私も何度も見かけている。
目の前ですっぴんから化粧し始めた女が、
電車を降りる頃には完璧なフルメイクで大変身を遂げた。
その間、私はじーーーーっと見ていたのだけど、
周囲の目なんか気にしていたら、そもそも化粧なんてできない。
その女は私が見ていることなど、もとより気にもとめていなかった。
もっとすごい女もいた。
フルメイクの上、ビューラー(まつげをカールして上に向ける道具)を
取り出した。
「次はまつげか」と思って見ていたら、
彼女が次に取り出したのは、ななななんと、ライター。
ビューラーをライターの火であぶり、温めた上でまつげをカールしたのだ。
髪の毛に巻くホットカーラーと同じ要領だ。
唖然とすると同時に、妙に感心してしまった。
女子大生っぽかったけど、この応用力を学問に生かせば
すごい能力を発揮するだろうになあ・・・。
と思っていたら、数年後、ホットビューラーなるものが
コスメ売り場に置かれていた。
彼女と同じ発想をする人がいたんだな
つい先日は、さらにモンスターがいた。
私の隣の席に座った女。
カバンをごそごそやりながら、チークだのアイブロウだのを
塗りたくっている。
ひと通り終わった頃、まだカバンをごそごそ。
あと何を付け加えれば気が済むのだろうと思っていたら、
取り出したのは、なななななななんんと「毛抜き」。
?????
その女、瞼にかかる余分な眉毛を抜き始めたのだ。
思わず私は声を掛けてしまった。
「あなた・・・いくらなんでも、みっともないわよ」
声を掛けるこっちも恥ずかしい。
「あ・・・」とつぶやいて毛抜きを引っ込めたその女、
逆切れするわけじゃなかったから、注意されて
一応は恥ずかしいと思ったのかもしれない。
けど、注意されたことそのものより、
人の目を気にせず眉毛を引っこ抜くことが
恥ずかしいんだよ???
電車あるある
でした。
こんなものは、抑圧でもなんでもない。
羞恥心と公共心の欠如です。